玉蜀黍
最近気づいたのですが、私はトウモロコシが大好きみたいです。
他人事のようですが、
自分でもまさかこんなに好きだったんだとちょっと驚いています。
とにかく毎日でもトウモロコシが食べたいし、
毎日食べても飽きません。
ちょっと前の話です。
夏休みになるとNHKラジオで「こども電話相談室」が放送されていて、
たまたま聞いた日の質問が、
「家で作ったとうもろこしは、どうして実が全部入っていないのですか?」
というものでした。
その答えが、
とうもろこしのひげは、その一本一本の先で受粉し一粒一粒の実になること、
いい実を作るため、自分の花粉で受粉しないよう、
おしべとめしべは別々に成熟し、下から順に行っていくのだと。
あのたくさんの実すべてが受粉するためには、
沢山のトウモロコシの花粉が必要であって、
家で作るくらいの本数だと全部が受粉できずにまばらになってしまうのだとか。
それを聞いて、
稲も、あのお米になる一粒ごとにめしべが受粉していることを思い出しました。
そのことを考えると、植物はじっとしているけれど
行っていることはとても壮大だなあと感じます。
これからは、もっと有難い気持ちでとうもろこしを食べます。