ほし太の日向ぼっこ
今だけのレシピ

友人のGちゃんから、今度はえんどう豆を頂きました。
「貴重なものを申し訳ないねぇ」と言ったら、
収穫できる時期が短くて、一斉にできちゃうのだそう。
「とれたての豆ご飯は美味しいよね」と言ったら、
「うちは豆の中にごはんがある、ごはん豆だよ」だって!
すごい贅沢な話です。

豆ご飯もおいしいけど、今の時期一回は食べたい、
新じゃがと新玉ねぎとえんどう豆の塩煮こみを作りました。
味付けは塩だけの、いたってシンプルな料理ですが、
新玉ねぎとえんどう豆、新じゃがそれぞれの甘さを感じ、
とっても美味しいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
夏みかんピール再び

農薬を使っていない夏みかんをいただいたので、
また夏みかんピールを作ることにしました。
夏みかんの外側の部分をチーズおろしでこすりとります。
手前がこすりとる前で、奥の二つがやった後。
全部で3個やります。

実はちょっと水分が抜け気味だったので、
果汁と、上白糖、蜂蜜、白ワインで作ったシロップでサッと煮てみました。
冷蔵庫で冷やして食べます。

こちらは皮の方。
1cm幅くらいに切って、茹でこぼすのを3回繰り返してから、
上白糖を二回に分けて煮ます。
分量は適当だけど、今回は甘さ控えめにしてみました。
汁がなくなり焦げる一歩手前で火を止め冷まします。
それを半日天日干ししました。
いつもは乾いたピールにグラニュー糖をまぶして完成ですが、
これはチョコレートでコーティングしようと思うので、
ここまで作って一旦冷凍しました。
続きは今度・・・。
【ほし太の日向ぼっこ】
小松菜ご飯

友人のGちゃんから、自家製のお野菜をどっさりいただいた時、
葉物が3種類ありました。
水菜とほうれん草と小松菜です。
スーパーで買ってくる葉物とは違って、
それぞれの味がとても濃くてびっくりしました。
写真をとっておけばよかったとちょっと後悔ですが、
小松菜が特に立派で、茎も太く葉も大きかったので、
いつもは大根の葉っぱで作るご飯にしてみました。
小松菜をさっと茹でて、細かく刻み水気を絞ってから、
ごま油を敷いたフライパンで炒めて、
胡麻と削り節を混ぜ、塩と醤油で濃い目に味付けました。
それを炊き立てのご飯に混ぜて、小松菜っぱごはんです。
水菜はきれいに洗って3センチほどの長さに切り、
新玉ねぎのスライスとリンゴと一緒に、
オリーブオイルとハーブソルトで味付けし、サラダで頂きました。
もやしとホウレン草、ベーコンの炒めものも立派な一品になりました。
他には、茄子の揚げびたし(これにもGチャン作の柚子胡椒が入っています)
メインは金華豚の塩豚+舞茸。
Gちゃんのおかげでお野菜たっぷりの充実したお弁当ができました。
本当にいつもいつもありがとう!
感謝です。
【ほし太の日向ぼっこ】
お茶摘み本番

芝川の義兄の山で、兄弟姉妹と友人の総勢15人でお茶摘みをしました。
15時以降はお天気が下り坂という予報だったので、
なるべく早朝の早い時間から摘みたいと前日姉から連絡があり、
5時起きで頑張りました。
今年は新芽の成長が遅れていたため、
ここまで日程をずらしたおかげで、
お茶の葉がよく伸びていて摘みやすかったです。

販売するわけではなく、
全て自分たちが飲むお茶なので自分たちの手で全て摘みます。
早朝から12時まで摘んで、義兄たちが急いで製茶工場に持ち込みました。
結果、去年は68kgでしたが今年は66kgだったそうです。
2kg少ないけどまずまずの収穫でした。
午後からは持ち寄った料理でみんなで宴会。
疲れたけど楽しかった!!
そして予報どおり15時以降に雷が鳴り、雨がポツポツ降って来ました。
無事にお茶摘が終わって本当によかったです。

ウコッケイのひよこがたくさん生まれていました。
一ヶ月くらいたったひよこはもう白い毛がはえていて、
2週間ほどのひよこは、まだ小さくて黄色の羽毛でした。
一羽の雌鳥がずっと側についていて面倒をみているようすが、
見ていてとても微笑ましかったです。
鶏小屋も新しく広くなっていました。
ウコッケイ、可愛かったなぁ。
【ほし太の日向ぼっこ】
チロルチョコ「かもめの玉子」

チロルチョコが、ご当地の有名なお菓子とコラボしたシリーズ、
『チロルご当地めぐり』の中の、
岩手県の人気のお菓子『かもめの玉子』を再現したチロルチョコを買いました。
他には、広島のもみじまんじゅうと、愛知のシロノワール、
佐賀のブラックモンブラン、の全部で4種類。
毎回いろんなチロルチョコを試してその再現性には驚きますが、
今回もかもめの玉子を上手に再現してありました。
個人的な好みとしては、ホワイトチョコと黄身餡なので、
おまんじゅうとしては大好きなんだけど、
チロルチョコにするとちょっと甘すぎかなぁ。
価格は7個入りで130円(税抜)でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
お茶摘みの準備

明日は、芝川にある義兄の山でお茶摘みです。
兄弟姉妹と友人15人ほどで早朝からお昼まで摘んだら、
その日のうちに製茶工場に持ち込みます。
摘んだお茶は、全部自分たちで飲むためのお茶なので、
お茶摘みは半日だけで、午後からはみんなで宴会です。
その宴会用に、毎年静岡おでんを作って持って行きます。
昨日、黒はんぺんやごぼう巻きなどの練り物と、
牛肉の切り出しと豚のモツを買ってきました。
静岡おでんは、おでん種が全て串に刺さっています。
が、全部は無理なのでモツ(800g)だけ刺したら全部で50本できました。

平行しておでんのつゆを作ります。
牛肉の切り出しを圧力鍋で20分煮て、
柔らかくなったら醤油と酒で味を調えて、
串にさしたモツを入れてまた煮ます。
だんだんとおでんの匂いがしてきました。
後は、玉子とコンニャクを茹でて準備は終了。
練り物は明日、食べる直前に入れます。
【ほし太の日向ぼっこ】
アマリリス

昨年、我が家から会社に持ってきたアマリリス。
連休前はやっと葉が出始めたところだったのに、
連休明けにはこんなに大きく育っていてびっくりしました。
背丈は小さいのに、もうすでに蕾もつけています。
確か、真ん中の姉が母の日のプレゼントに買ってきたお花だったと思います。
母が亡くなって今年は23回忌となるので、
生前から考えると25年ほど毎年毎年花を咲かせてくれていることになります。
父が元気だった頃はそれなりに世話もしていたんだろうけど、
父も亡くなってしまってからは、何も世話をしてあげてないのに、
生命力があるんだね。
そういえば、アマリリスという曲もありました。
フランス民謡だったかな。
どんなメロディだったか思い出せなかったのでネットで楽譜を探したら出てきて、
簡単だけど、可愛いメロディで思わず鼻歌で歌っちゃいました。
【ほし太の日向ぼっこ】
空豆

友人のGちゃんから、また自家製お野菜をたくさん頂きました。
その中に空豆があり、
今週生活クラブのホームページに空豆の塩ゆでのレシピが載っていたので、
その通りにやってみました。
今まで空豆は鞘ごとトースターで焼いていました。
蒸し焼きみたいになるのでそれも美味しいけど、
茹でて食べるのもいいかも。
まず空豆を鞘から出し、
お歯黒と呼ばれる黒い筋の反対側に、
長さ1.5cm~2cmほど浅く切り込みを入れます。
これは茹でるときに塩が回りやすく、
食べる時には皮から実を出しやすくするためなんだそう。
水4カップに対して塩大さじ3入れて、
沸騰したら2分30秒~3分茹でる。
これはけっこう塩がきつめですが、
そのまま食べるのでこれくらい塩を利かせたほうがいいそうです。
あっという間に茹で上がりました。
切れ込みが入っているのでつるんとむけて楽しいです。
ビールのお供に最高でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
ふじのくに⇔せかい演劇祭 2019 『歓喜の詩』

演劇祭最後は、ピッポ・デルボーノ氏による構成・演出の、
『歓喜の詩』を観劇しました。
ピッポさんの劇団員は、路上で出会ったダウン症の青年や、
精神科の保護施設から連れ出したボボーさん(現在は亡くなってしまった)
ホームレスや難民、ダンサーと異色です。
ピッポさんはリーフレットの中で、
それぞれが極めて特異なパフォーマンススキルをもち、
独自の存在感、人生経験、身体、言葉を通じて、
ピッポさんと観客たちに自分自身の物語を語っていると述べています。
ピッポさんが劇団員とともに歩んだ、
20年の道のりをこの作品に込められているようでした。
ボボーさんも声で出演していました。
歓喜の詩というタイトルとは裏腹に、
オープニングから悪夢のようなパフォーマンスが続きます。
点滅する強い光に映し出される異形のものたちや、
まるでテロリストを思わせるような存在。
様々なメタファーに彩られた舞台上は、
枯葉が敷きつめられ次第に花で埋め尽くされます。
たくさんの詩が語られ、
人生は、悪夢のような苦しみの連続だけれども、
生きていくことはまた、幸福へ近づいていくことでもある。
と教えられたように感じました。
これで全ての演目が終了し、
演劇にどっぷりとはまった10日間でした。
しばらくはSPACロスになることは間違いないでしょう。
【ほし太の日向ぼっこ】
ふじのくに⇔せかい演劇祭 2019 『マダム・ボルジア』

演劇祭の一番の楽しみがSPACの新作『マダム・ボルジア』でした。
ビクトル・ユゴーの原作を元に、中世のイタリアを舞台としたこの物語を、
宮城芸術総監督が戦国時代の日本に移し、
駿府公園という特別な場所にあわせて創作した野外劇です。
公演日時は5月2日~5日ですが、
そのうちの3日、4日、5日の3回の観劇をすることにしました。
まず最初の日、いつものように入場前に並んでいると、
備後(の国)と書かれたカードをいただきました。
他に、日向、三河、遠近江、常陸などの国があり、それぞれに一人領主様がつきます。
入場と、途中の移動はその領主様についていくようにとの注意事項がありました。
今回の演劇は2部構成となっていて、
最初が水の都のお祭り広場、その後高峰の国へと移動するとのこと。
前半がお祭り会場というだけあって、色とりどりの衣装に身を包んだ俳優さんたちと、
お囃子隊が気分を盛り上げ、始まる前からとてもワクワクしました。
あらかじめ原作を読んでいたので、原作にかなり忠実(セリフも)でしたが、
もちろん原作など何も知らなくても充分楽しめました。
劇中劇あり、客席の後ろから前から横から俳優さんが登場し、
まさかのトラック出動(笑)もあり、最初から最後まで楽しくてあっという間の2時間でした。
世に名だたる悪女のルクレツィアが、幼いときに生き別れた息子を探しあて、
一途に愛する姿には胸を打たれました。
また、ルクレツィアの夫アルフォンソ候の、妻への愛情の裏返しの嫉妬心と冷酷さ、
息子ゼンナロの母親を一途に慕う姿。
原作を読んで知っていましたが、
実際に目の前で俳優さんが演じる姿をみると様々な感情が沸き起こりました。
宮城さんがリーフレットの中で、
ユゴーの演劇では『感情』が何よりも大きなエンジンとして筋を運び、
中でも圧倒的に大きい役割を果たすのが「恋情」だと書いていました。
母親が息子を思う気持ちと、息子が母親を思う気持ちのどちらも恋情で、
「愛」と「恋情」の違いは「恋情」は必ず「相手を美化する」ことを伴うのだと。
だからこそ、ゼンナロは清らかな母親像を胸に抱きルクレツィアを憎み、
ルクレツィアはゼンナロのために、良き人になろうとします。
その反面、自分を辱めた相手には情け容赦なく復習しようとする。
そんな相反する心を持つのも人間だからこそなのでしょうか。
最後は悲劇的な結末となりましたが、
暗転後、いち早く立ち上がったゼンナロ役の大内さんが、
ルクレツィア役の美加理さんに手を差し伸べた姿を見て、
まるで天国へ行った二人を見るような気持ちになりとても嬉しく思いました。
3回の観劇を通して、
二日目は雨、三日目は400番台の入場と観劇場所も状況も違い、
毎回新しい発見と感動があり、それぞれに楽しめました。
【ほし太の日向ぼっこ】