達磨庵歳時記7月「素麺」
熟成干し芋達磨庵のホームページにある歳時記のページを、
月に一回更新しています。
毎月大変な思いをしながら作成していますが、
特に7月は、いつも写真や題材に困ってしまい、
今まであまり納得がいく写真が撮れたことがありません。
今年も中々決まらなくて、毎日締め切りを気にしながら困っていました。
そこで目にとまったのが、
「文月のものよ五色の絲素麺」という正岡子規の俳句。
実はだいぶ前、木版画の仲間に、
素麺の箱をリメイクして道具箱を作ってもらいました。
それがかなりいい出来で気に入っていて、
いつか歳時記にも使えたらいいなぁと思っていました。
何回か写真を撮ろうとしたこともありましたが、
干し芋を盛り付けるには深すぎて上手くいきませんでした。
今回は夏野菜を盛り付けたらいい感じになりました。
干し芋はこれまた別の版画の仲間に作ってもらった、
馬連を入れる箱を使いました。
これは、深さが合わなくて馬連がうまく入らなかったので、
使っていなかった箱。
桐の木でとても丁寧な出来栄えなので、
何かに使えたらいいなと思っていたので丁度良かったです。
撮影用にと素麺も茹でましたが、
結局ごちゃごちゃになると思い素麺はやめました。
文章も簡単ですが書きました。
苦しみながら作った歳時記のページです。
よかったら熟成干し芋達磨庵のホームページでご覧ください。