ベジブロスも重宝ですが、もっと重宝なのが昆布水。
マクロビオティックでは昆布と椎茸の出汁をつかうので、
毎日マクロビの時は昆布を水に漬けて一晩おいた昆布だしを使っていました、
たまたま図書館で見つけたこの本によると、
昆布を細く切って水につけることで、
もっと少しの昆布で簡単に出汁がとれます。
しかも出しがら昆布の再利用も簡単。
それを、筆者は昆布水と呼んでいます。
ということで基本昆布水の作り方は、
昆布10gを1㎜ぐらいにハサミで切る。
これを1リットルの水に3時間~一晩冷蔵庫に入れれば出来上がり。
昆布水を使い終わったらもう一度、
水1リットル入れればまた昆布水になり、
10gの昆布で2リットルの昆布水ができるとは驚きです。
昆布10gは、だいたい5cm四方の昆布4枚なんだそう。
しかもこの出しがらになった昆布を、
オリーブオイルに漬けたり、しょうゆ、酢、味噌、梅おかかなどに漬けこむと、
それだけでおかずの一品になります。
昆布が健康にいい10の理由というところの見出しだけ抜き書きしても、
①低カロリー、低脂肪。
噛みごたえがあって満腹感が得られ、ダイエットに効果抜群!
②水溶性食物繊維が、有害物質を絡めて体外にデトックス!
③食物繊維が腸内環境を整備。~便秘しらず。
④ビタミン、ミネラルたっぷり。肌荒れ、イライラを防ぎます。
⑤必須脂肪酸が脳を活性化。認知症を予防します。
⑥膵臓に働きかけ、インスリンを出す成分が含まれています。
糖尿病に効果てきめん。
⑦褐色の色素・フコキサンチンが脂肪を燃やし、若々しく錆びない体をつくる。
⑧アミノ酸の旨味成分が塩分の代役に。おいしく減塩できます。
⑨高血圧を防ぎ、脳梗塞や心筋梗塞など成人病にかかりにくい体をつくります。
⑩UMAMIが心身にリラクゼーションを与えます。
最後の箇条書きは、旨味が今や世界的に認知されているということ。
昆布ってホントにいいことづくめなんですね。
筆者は昆布問屋の三代目さんだそう。
美味しくて体にいいものを販売されている御商売は、
うちの干し芋にも通じて何だか親近感をもちました。
【ほし太の日向ぼっこ】