猫の介護
4匹いた我が家の猫たち。
16 才の最年長のケミコとその娘ハトとシロが、
昨年立て続けにこの世を去り、
残るはケミコの娘ユカちゃん1匹。
そのユカちゃんも高齢のため腎臓病が悪化して、
ついには家での点滴治療が必要となってしまいました。
病院で5回ほど先生と一緒に点滴の練習をし、
ようやく家でもできるくらいになりました。
点滴の用具は人間用のもの。
まず最初の難関は、長い針を刺すことでしたが、
先生が背中に針を刺す部分だけ毛刈りをして下さり、
場所の特定がしやすくなったのと、
半分まで針を刺したら点滴の管を緩めて液を出し、
皮膚が少し盛り上がってきたところで奥まで刺す。
というやり方で何とかクリア。
一人ではなかなか難しいので、私が針を刺して管を持つ、
旦那様が点滴液を絞って液を送り込むという、
二人がかりでやらなくてはなりません。
最初は緊張しましたが、今ではかなり慣れました。
ただこの点滴でも、腎臓の機能が回復するわけではなく、
これ以上悪化しないように、
緩やかな悪化というのが治療の目的とのこと。
それでも最近のユカの様子を見ていると、
やはりそろそろお別れの時期が近付いているように感じます。
あまり痛い思いも、苦しい思いもさせたくはないですが、
クスリによる延命治療もどうなのかなぁと考えてしまいます。