漆塗り

最近は古くなった漆製品を塗りなおす方が多くなりました。
かれこれ7~8年使ったメンパ。
フチの漆はすっかりハゲ落ちてしまっています。
周りを全部ペーパーでこすって落とし、
生漆を塗りました。

ちょっと刷毛目が目立つけどすっかりきれいになりました。
またこれでしばらく使えます。







最近は古くなった漆製品を塗りなおす方が多くなりました。
かれこれ7~8年使ったメンパ。
フチの漆はすっかりハゲ落ちてしまっています。
周りを全部ペーパーでこすって落とし、
生漆を塗りました。

ちょっと刷毛目が目立つけどすっかりきれいになりました。
またこれでしばらく使えます。

このところスーパーさんで試食販売をやっているので、
朝の開店を待ってお買い物に来る人が多いのに驚いています。
自分はいつも会社帰りなので私の知らない世界でした。
ところが日曜日に朝父親を送った帰り、ちょうどスーパーに用事があり、
行ってみると、朝いちばん市なるものを開催中で、
中にはウインナーの詰め放大がありました。

何本入ったかなと数えたら20本。
これで300円は安いです。
とりあえずお弁当に4本くらい使って、
残りはパン作りの得意な姪にあげることにしました。

そして姪から来たのがこのウインナーのパン。
これを3個もらいました。
わらしべ長者のようです。
朝の開店直後はとってもお得なんですね。
美味しかった~。

娘が買って来てくれました。
一見何かわからないけどこれはリップクリーム。
というより、保湿剤かな?
歯科治療の時に唇が乾燥しないように塗ってあげるんだそう。
ココアバターなのでチョコの香りがして幸せです。
最近乾燥してきたので重宝しています。
会社で紹介したら人気でした。

大好きな原田マハさんの新作『太陽の棘』。
6月の誕生日に娘たちにプレゼントしてもらったのに中々読めず、
ようやっと読み終えました。
プロローグは、サンフランシスコの精神科のオフィス。
飾られた絵を見ながら老精神科医は、自信の若き日の体験を思い出します。
結婚を直前に控えた医学部卒業直後の、精神科医エド・ウィルソンは、
太平洋戦争終結後の沖縄に、アメリカ軍兵士の医師として赴任することになります。
沖縄は最後まで抵抗を続けた激戦の地であり、町はみな焦土と化し、
そこに残るアメリカ人兵士たちもまたある意味戦争の犠牲者でした。
心を病み、時に犯罪行為にまで走る兵士たちを救うための激務に耐える唯一の楽しみは、
父にねだって赴任地に送ってもらった真っ赤なポンティアックで、
同僚の友人たちと荒廃の地をドライブすること。
ある日、偶然迷い込んだ場所は「ニシムイ美術村」という芸術家が集まり暮らす村。
そこには、まるでゴッホやゴーギャンを思わせる独自の画風の画家たちが、
アメリカ人兵士が本国に持って帰るための風景画を描いて生計を立て、
互いに助け合いながら創作活動にうちこんでいました。
その若手画家たちとの交流をエドの視線を通して、史実をもとに丁寧に描かれています。
美術に造形が深い原田マハさんだからこその表現で、
彼らの描いている絵の世界がまるで目に見えるように感じられました。
そして沖縄の太陽の輝きと強さ、沖縄人の芸術に対する才能と強さ。
そんな私の知らなかった戦争がまた新たな目線で知ることが出来ました。
悲劇もありましたが、芸術は、国境も、国籍も、人種も飛び越えて人と人をつないでくれる。
そんなことも感じました。

スタッフが買って来てくれた『ちいちい餅』なるもの。
レモン型の大福餅で中身は上品な甘さのこしあん。
静岡市清水区とその周辺の限られた地域の名物で、
お彼岸のお供えや結婚式の引き出物、お葬式にも欠かせないお菓子なんだとか。
長い間清水に通っているのに初めて食べました。
スタッフ曰く「ちいちい餅」とか「ちゅうちゅう餅」と言うんだそう。
それを聞いてひらめきました。
変わった名前は、見た目がネズミに似ているからじゃないかな?
と思って調べたらビンゴ!
一番有力な説が、ねずみに似ているから鳴き声をとってつけられたとのこと。
美味しかったです。

長く続いていた第二水曜日のクラシックライブ。
来年から継続したライブは無くなってしまうので今月と12月を残すのみ。
11月は佐藤充一さんのフルートソロ。
ピアノ伴奏は、独学でピアノを習得したという高橋一泰さん。
ピアノは趣味という高橋さんですが、
もでらあとには4回目の出演でその腕前はかなりのもの。
今回も難易度の高い伴奏(高橋さんからのリクエストだったようですが)を披露してくれました。
第一部はバッハ=グノー作曲の『アベマリア』」から
バッハ作曲の平均律クラヴィーア曲集 の中の
前奏曲 第1番 ハ長調という曲に旋律をのせたという有名な曲。
その後は印象主義音楽の特集のようでした。
フォーレ『シチリアーノ』
ドビュッシー『小舟にて』
モンポウ『哀歌』
プーランク『愛の小径』『フルートソナタ』
それぞれに背景を説明してからの演奏なので曲により興味が持てます。
第二部は少しだけ砕けたプログラムでした。
まずはシューベルトの『アベマリア』から。
次が、マスネの『タイスの瞑想曲』。
オリジナルがバイオリンの曲なのでフルートで演奏すると、
ブレスするタイミングが難しいのだそう。
ドヴォルザーク『スラブ舞曲 作品72-2』
40年以上前に流行った日本の流行歌「黒猫のタンゴ」はこの曲によく似ています。
さだまさし『秋桜』。
今まで演奏された曲に負けない綺麗な旋律です。
ピアソラ『ブエノスアイレスの冬』と『リベルタンゴ』
バンドネオンで演奏されることが多い曲ですが、
フルートとピアノの演奏でもオリジナルの格好よさは健在です。
ボランのジャズ組曲より『ベローチェ』
ジャズ組曲は大好きです。他も聴きたかったな。
中川いずみ『Dear Friend』
演奏者二人の大好きな曲らしいです。
いつ聴いても素敵な旋律ですが伴奏の難易度はかなりのもの。
アンコールに『ロマンス』
聴き応えあるライブでした。

稲刈りに行った時に見た、
友人宅のモミジバフウの紅葉がとてもみごとでした。
夏に訪れたとき、モミジに似た葉っぱと名前から
秋になったらきっと綺麗だろうと想像してたけど予想以上。
橙色と赤の葉が入り混じって青空によく映えています。
今年はどこにも出かけていないので、
綺麗な紅葉はみられないかと思っていたけど、
この木一本だけでも十分満足しました。
ありがたや~。

共同で植えた黒米の稲刈りに行ってきました。
まずはこの前稲刈りして稲架(はさ)かけしてある自分たちの稲の様子を確認。
仲間の稲架がこの前の大風で二つ倒れたと聞きましたが、
一番不安のある我が家の稲架はなぜか無事でした。
順調に乾燥している感じでこのままいけば20日過ぎには脱穀が出来そうです。

黒米の田んぼの稲は、かなり晩稲(おくて)らしく、
いまだに青々とした株も多かったです。
昨年すごくできがよかったので今年はそれに比べると少ない感じがします。
分けつはいい株だと20本くらい、平均7~8本、
それは我が家のあさひと同じなんだけど、
実の付き方が垂れるほどというのは少ないです。

2~3株ごと一束にして置いて、
それを三束合わせて縛ります。
稲刈りは午前中に終了し、昼ごはんの後縛り、稲架を作ってかけました。
まだ少し青い株3列を残して2時半ごろに終了。
今年も黒米で作ったお餅が食べられるかな?
みんなの心配はその一点だけでした。

追伸
『プレミアム干し芋2014』販売開始しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
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プレミアム干し芋2014

長砂農園で栽培していたフェンネルに種がつきました。
夏に食べた葉っぱもフェンネルの香りがしましたが、
種はあの独特の香りがもっともっと強いです。
その香りをかいでいたら、
25年くらい前インドカレーのお店でアルバイトをしたことを思い出しました。
フェンネルを知ったのがその時初めてで、
料理人のインドの方が、
フェンネルをまるでミントタブレットのように美味しそうに食べていました。
というわけで、もう少し乾燥させたら、
このシードを使ってインドカレーに挑戦したいです。

着物リメイク講座最終回がありました。
Gちゃんに作ってもらったブローチ、髪留め、帽子を全部持って行って見せたら大人気!
みんなが「欲しい~」「作り方を知りたい」「お金を払うから作って欲しい」という声が続出。
先生にもブローチの場所を相談したら、
とても楽しそうに見て下さって最終的にこうなりました。
仲間のアドバイスもあり、
帽子にもお花をつけて全体的にとっても華やかに変身♪
Gちゃん、本当にありがとう。
私にとってはハードルの高い講座でしたが、
先生のアドバイスでデザインが劇的に変化する様子を見せて戴き、
とても勉強になりました。
何十年ぶりかでミシンを踏んで、
楽しさに目覚めたのでしばらく何か作りたい病にかかってしまったかも。
最後は終わるのが名残惜しかったです。