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自然農の籾まき

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4月30日静岡市葵区坂ノ上の棚田で、
自然農の籾まきを行いました。

今年は参加者が多く、総勢13名も集まりました。
若者や、小さい子供さんをつれて参加してくれるご家族もあり、
自然農への関心が高くなっていることを感じます。

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今年は、共同で一枚の棚田でお米をつくり、
来年からはそれぞれ一枚づつの棚田を受け持ちます。
勉強の機会は今年一回なので、みな真剣です。

町田さんの指導で行ないました。

前日天気があまりよくなかったため、
田んぼの土が乾くよう、
いつもは一番最後にしていた溝掘りを最初にしました。

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次に草花の種をよけるため、
表面の土を2~3センチ薄く削ります。

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その後、種もみの根が張りやすくなるよう
表面の土を細かく柔らかくしていきます。
今回は、土が湿っていてなかなかこまかくなりませんでした。

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細かくした表面を軽く叩いて平らにしていきます。
種もみが沈まなくなります。

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種もみを蒔いて行きます。
最初はまばらに蒔いて、種もみ同士がくっつかないよう
間が開きすぎないよう、2~3センチの間隔に一粒づつ置いていきます。

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種もみが土の上に撒かれると小さな明かりが灯ったように見えます。
私が一番好きな瞬間です。

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種もみがかくれるよう細かくした土(最初に溝を掘りだしたときに出た土)を
かぶせていきます。
土が湿ってダンゴ状になり、なかなか細かくなりません。

ふるいにかけて一生懸命細かくしてくれた土を大事にかぶせます。

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ここの自然農の畑にはえていた草(かやの一種らしいです)を、
鎌で細かく切ったものを上からかぶせていきます。
保温と保湿と抑草のためだそうです。

最後に表面が平らになるように、
みんなの手で、軽く叩いていきました。
これで無事終了。
今度は、3週間後くらいに草取りに来ます。

【きらくな寝床】

春の酵素(その2)

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酵素とは、
あらゆる生物の体内でつくられるたんぱく質の一種。
食べ物の消化と吸収を助け、
体内で起こる化学反応をスムーズに行なうための触媒として、
全ての生命活動に関わるもの。

体内の酵素は、年をとるにつれて減っていき、
環境汚染や食品添加物、農薬、ストレスなどによっても減るそうです。

積極的に酵素を取り入れることが現代人の健康維持に必要なこととして、
最近では、塩こうじや酒かすのブームなどもおきていますね。

けれど、酵素は熱に弱いため50~60度で働かなくなるため、
「生の食品」と、「発酵食品」を食べることが酵素を取り入れる方法です。

ここで手作り酵素の出番。
手作り酵素は、今から30年ほど前、
北海道帯広市の河村先生という方が考案したそうです。

今回作ったのは春の野草で作る「春の酵素」
3月末~6月始めに作り、飲む時期は「春から秋まで」

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江戸時代に建てられた立派なお宅のお庭で酵素作りをしました。
材料は、
〇春の野草の新芽10キロ(自分たちで採取します)
〇手作り酵素の元「海の精」(昆布の酵素、海の成分)…
これは出来上がった後に足します。
〇発酵助成剤「ケルプα」
〇白砂糖11キロ
道具、
漬物樽(40リットル)、包丁、まな板、大きいザル、量り。

事前に準備しておけば、
当日の仕込みはそれほどたいへんじゃなかったです。

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仕込みのあとは、お楽しみの昼食会。
手作りのオープンサンドをみんなで食べました。
美味しかった~。

【ほし太の日向ぼっこ】

春の酵素づくり(その1)

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去年の5月、義兄のお茶畑で毎年恒例のお茶摘みに兄弟姉妹が集まった時、
義兄の友人の小椋さんから手作りの酵素を戴きました。

「来年は自分たちで作りたいね~」と話が盛り上がり、
ついに今日決行となりました!!
朝の4時半に、芝川を出発。
まだ日の出前の富士山を眺めながら、河口湖まで…。
河口湖から中央道にのり相模湖へ。
途中、談合坂SAで持参したおにぎりの朝食を食べ7時前に相模湖に到着。

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相模湖まで行ったのは、義兄の妹さんの家が相模湖にあり、
近所は野草の宝庫だということで、
さっそく近くの山へ春の野草を摘みにでかけました。
目標は野草100種類の新芽一人10キロです。

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20分ほど摘んで次の場所へ移動。
なるべくたくさんの種類の野草を摘むためには、
色々場所を変えたほうがよいということでした。

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次の場所は、妹さんの勤め先の歯科医院の先生のご自宅のお庭です。
江戸時代から続く旧家の広大なお庭で、
たくさん摘ませていただきました。
もう一箇所、先生の所有するほかの場所へも行って摘みました。

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ヨモギ、タンポポ、スギナ、イタドリ、レンゲ、クローバー、クコの葉、フキ、ナヅナ、
ドクダミ、ツクシ、スイバ、ユキノシタ、カラスノエンドウ、栗、アオキ、ホトケノザ、
タケノコ、ササ、ワラビ、etc
名前のわからない草花をたくさん摘みました。

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摘んだ野草は、流水できれいに洗い、
重さを量って10キロづつきれいな袋に入れます。

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8人で目標70キロ!!のところ、86キロほどになりました。
まずは大成功。

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ここからは仕込みです。
40リットルの樽のなかに、
野草を1キロくらいづつ3~5センチくらいに刻んで入れ、
野草1キロにつき、白砂糖1キロを入れて混ぜる。
それを10回繰り返し、
最後に白砂糖1キロを蓋をするようにかぶせて、
その上から「ケルプ」という発酵助成剤をふりかけて終了。

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これから毎日一回手でよくかき混ぜます。
一日たった状態。
かなり汁がでてきました。
これから3週間~4週間おいて汁を濾したら酵素が出来上がります。

【ほし太の日向ぼっこ】

コドモノクニ名作選 春 Vol2 アシェット婦人画報社

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しばらく前に図書館でVol1を借りてきて、
大正から昭和の時代に、こんなに豪華な、
そしてレベルの高い子供用雑誌があったことに驚きました。
「欲しいな~」と思っていたら、
Vol2が、生活クラブの『本の花束』に載ってきて…。

そうなんです!!
二日前に書いた、キャラコブックスと同じ月でした。
キャラコブックスが2000円。
そしてこのコドモノクニが、な、なんと4500円!!
どっちにしようか迷いに迷って…。
でもどちらも欲しくてついに買ってしまいました。

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当然のことながら、図書館ではオマケまで見ることができません。
購入して初めて見て、触ることが出来る感激♪
この号は、王様クレィヨンとぬり絵の本、着せ替え人形。
私が子どもの頃にはまだ、こんな着せ替え人形がありました。

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春がテーマのページはまさに今のこの時期にぴったりです。
迷ったけど、結局買ってよかった♪
満足満足♪♪

【ほし太の日向ぼっこ】

お店のポップ

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干し芋の卸部門がひまになってきたので、
事務員さんが、手作りでお店のポップを描いてくれています。
カラーのサインペンとクレヨン、色画用紙にダンボールなど、
身近な材料を使って上手に作ってくれました。

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お米のところには、配達の車の形でアピール♪

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もとは子供服のショップ店員さんだったというだけあって、
見ていて楽しいポップを色々と描いてくれます。

【ほし太の日向ぼっこ】

キャラコブックス ターシャ・テューダー

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生活クラブで月に一度入ってくる『本の花束』に掲載されていた、
このターシャの絵本に一目ぼれし、
注文したものが昨日届きました。

1938年に刊行された処女作「パンプキン・ムーンシャイン」と、
「がちょうのアレキサンダー」「こぶたのドーカス・ポーカス」の
3冊セットの手のひらサイズ絵本。

初版の復刻版ということと、
訳者が所蔵していた原本を解体し、印刷用原稿としたため、
紙がセピア色に変色したところまでも再現されていました。

当時は木綿の布で装丁されていたというのでキャラコブックスと
呼ばれるのだそう。
流石に復刻版は紙の装丁ですが、
名残の水玉模様はそのまま再現されました。
温かみのある絵がなんともいえずいい雰囲気です。

二千円という金額は、安いものではないけれど、
買ってよかったです。
大切にしたい絵本です。

【ほし太の日向ぼっこ】

海野光弘~少年のかがやき~

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島田市博物館分館で、4月1日~6月3日までの企画展として、
海野光弘~少年のかがやき~展が開催されています。

ここ島田市博物館分館は、
海野光弘版画記念館となっていて、
何度か訪れたことはありますが、
海野さんの少年時代の版画は初めてです。

高校一年生のときの夏休みに制作された、
版画集「蛙」の中の作品は、
すでに才能の豊かさと観察眼の鋭さを伺わせます。

蛙もそうですが、職人の働いている姿や、
機関車の連結部など、面白い題材に目をつける感性にも
感心しました。

版画は年賀状以来遠のいていましたが、
また何か自分の作品を仕上げたくなりました。

【きらくな寝床】

Robさんの工房

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山口さんの友人のカナダ人陶芸家、
Robさんの工房を訪ねてきました。

ここは2009年に若くして亡くなった
中野和馬さんの工房でした。

山口さんから聞いた話では、
Robさんの師匠が和馬さんなので、
今も来日したときには、
ここ牧之原の、和馬さんの工房で作品作りをしているということでした。

今日は、カナダで行なった和馬さん、小林ゆうさん、Robさんの
三人展の話を聞き、
その時のパンフレットを見せてもらいました。
とても素敵な内容でした。

昨年1月にRobさんがカナダに帰ってから、
1年2ヶ月ぶりの来日で、
当初は、4月29日30日に工房で作品展をする予定でしたが、
それは急遽取りやめになり、
4月30日には帰国するため、
秋から行なう作品展にむけての製作に忙しそうでした。

たくさんの作品が出来上がってきていて、
作品展が今から楽しみです。

10月1日から、三島市にあるギャラリー阿吽で行なうそうです。

【きらくな寝床】

巨大な小松菜♪

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町田さんちの玄関先に植わっていた小松菜。
なんといってもその大きさに圧倒されました。

これで一株なんだそう。

次から次へと菜の花が咲いているようです。
町田家の食卓にもかなり上ったみたい。

遠くからでも目立ちます。

町田さんいわく「これが田んぼでも育ってくれたらねえ…」

同感です。
なぜここだけこんなに大きく育つのか、まったく不思議です。

このあとは種をとると言ってました。
たくさんとれそうです。

【きらくな寝床】

続 田んぼの集まり♪

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みんなで田んぼを見学したあと、
手作りおやつを戴きました。

町田さんの同級生が作ってきてくれたデコレーションケーキ(なんと男性作)
と町田さんの奥さんの真奈美さんの手作りのりんごのパウンドケーキ。

おいしいお菓子を戴きながら、
坂ノ上地区の学校のことが話題に…。

だんだん子供が少なくなってきてこのままでは存続が難しいのだそう。
せっかくいい環境なので、
なにか特色のある学校づくりをしたらどうかなど面白い意見がでました。

たとえば、地元のおばちゃんたちが地元の食材を使って作る給食を出す。
(もちろん無農薬でつくった野菜をつかって)
これは、とくに最近の食にこだわった人が興味を持つのでは思いました。

私たち夫婦も、住みたいって思うくらい、
坂ノ上はとってもいいところだから、
子育てする環境にはもってこい。
もっと若いご夫婦が移住してきてくれたらいいな~。
なんて勝手に思っています。

【きらくな寝床】