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ほし太の日向ぼっこ

甘夏

我が家には父が植えた甘夏の木があります。
とっても甘くて美味しい甘夏ですが、
毎年数えるほど、数個しか実がなりません。

今年は8個の実がなっていましたが、
高い木の上のほうにあって脚立を使っても手が届きませんでした。
毎日2階のベランダから眺めていて、
このまま木の上で熟してダメになっちゃうかなぁ。
今年はウチの甘夏が食べられないかもと心配していたら、
先週の土曜日、姉夫婦が高枝切りバサミを持ってきて、
8個の実を全部採ってくれました。

姉もこの甘夏がとっても食べたかったようです。

採った実をさっそく仏壇にあげて、その後食べてみました。
いつもより長く木にならせておいたから、もう中身がスカスカかも…。
とちょっぴり心配しながら食べてみると、
まだまだ瑞々しくて、香りがよく思った以上に美味しかったです。

一つ気になったのは、
甘夏の見た目がまるでグレープフルーツのような色だったこと。
例年はもう少しオレンジ色だったと思うのだけど、
今年の甘夏はどうしてこんなに黄色なのかな?

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月12日 17:26

うさぎとワニ

日曜日のSPAC演劇「イナバとナバホの白兎」を観劇する前に、
劇場内のカフェスペースで珈琲を戴こうとカウンターに行くと、
可愛らしい干菓子が置いてありました。

見ると「かもかし」さんのお菓子だというではありませんか。
私は、静岡で一番美味しい和菓子屋さんは「かもかし」さんだと思っています。

さらにモチーフが「ウサギとワニ」という、
今回の演劇にちなんで特別に作ってくださったものだと聞いて、
これはもう買わない訳にはいきません。

ワニは、黒糖味とお茶味。
ウサギは、いちご粉末が入ってちょっぴり酸味が効いていました。
直径2センチと3センチほどの可愛らしい干菓子ですが、
やさしい甘みが口の中に広がってとっても美味しかったです。

そういえば、前にもたわら屋さんの和菓子が置いてあって、
近くに越してこられたことを知ったっけ。
どなたのアイディアか知りませんが、
こういう企画っていいなぁ。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月11日 18:43

SPAC『イナバとナバホの白兎』 演出:宮城聡

2016年、フランスの国立ケ・ブランリー美術館から委嘱され、
開館10周年を記念して作られた作品「イナバとナバホの白兎」が、
今年再びフランスで、6月19日~23日まで上演されることになり、
それに先駆けて、3年ぶりに静岡芸術劇場でも上演されました。

劇場は3階席まで埋まり、多くの観客が訪れていました。
2016年は駿府公園での野外上演でしたが、
その時とは演出も舞台装置も新たになり、
さらに洗練された印象を受けました。

1部は、日本の古事記に出てくるイナバの白兎を、
2部は、北米のナバホ族の神話を、
3部は、その元となるまだ見ぬ神話をSPAが創作して上演。

という形で、20世紀の思想家・文化人類学者である
クロード・レヴィ=ストロースの仮説に対する
宮城さんとSPACからの答えとなっています。

相変わらずSPACの俳優さんの動きは素晴らしいし、
お得意の、スピーカーとムーバーとに分かれた演出も、
今回は女性パートと男性パートがあるのも新鮮です。
衣装も舞台装置も、またたくさん出てくる仮面の造詣も面白く、
何よりも、臨場感溢れる俳優さんたちによる生演奏が場を盛り立ててと、
SPACの魅力が全て詰まった演目だと再確認しました。

公演後に行われた、文化人類学者青木保さんと宮城さん、
文芸部の横山さんによるアフタートークも、
時間が足りなくなるほどで、
興味深くて面白く、とても楽しかったです。
フランスでも大喝采を浴びること間違いないでしょう。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月10日 16:11

久しぶりの梅干し

ここ何年も、姉が漬けた美味しい梅干しをもらっていたので、
自分で梅干しは作っていませんでした。

先日配達のスタッフが、
無人販売ですごくいい青梅が売っていたと買ってきてくれました。
重さを量ると800gもありました。
それで300円は破格です。

本当にいい梅だったので、梅ジュースを作ろうか、
梅の酵素を作ろうか、はたまた梅酒にしようかと、
あれこれ迷っているうちに忙しくなってしまい、
そのまま一週間近く放置してしまいました。

だんだんと青梅が熟してきていい匂いがするようになり、
そしてついには黄色くなってしまいました。
もうこうなったら梅ジュースにするのは無理なので、
久しぶりに梅干しを漬けることにしました。

サッと洗ってキッチンペーパーで拭き、
ヘタを串で取り除いたら、
重さの2割の塩(160g)をふりかけて重石をするところですが、
今回は量が少ないので一夜漬けの容器で圧をかけてみました。

はたしてこの梅干し、うまく梅酢が上がってくるでしょうか?
これからしばらくドキドキしながら見守ります。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月08日 14:28

映画『長いお別れ』 中野量太 監督

中野京子さんの原作を映画化した本作は、
認知症になってしまった父親と妻、
二人の娘とその家族との7年間を描いています。

中島さんは、アルツハイマーの父親との経験を元に
この小説を書いたと言うことで、
実際に認知症現在進行中の義母と重なる場面が多く、
また最後の方は、
二年前に看取った父親とのことがフラッシュバックしてきて、
かなり身につまされました。

タイトルの意味は劇中に出て来ました。
認知症はゆっくりと進行していき、いずれ死にいたること。
少しずつ記憶をなくし遠ざかっていく時間が、
まさに長いお別れの時間となり、
アメリカでは、認知症のことを別名としてこう呼ぶのだそう。

とはいえ、悲しく辛い介護を描いているというわけではなく、
むしろ遠ざかっていく父親を中心に、
家族(特に娘二人)が成長していく物語でした。

何といっても山崎努さんの演技力は圧巻でした。
松原智恵子さん扮する妻も、
明るくけなげに夫を支えながらも、
時々天然?といった可愛らしさがあり、
この物語が暗くならない要因となっていました。

蒼井優さん扮する次女のふみも、
中々うまくいかない実生活を父親に吐露するシーンでは、
自然体で、なんともいえない表情にとても共感しました。

私が父を看取ったあとに感じたことは、
親は、自分の死というものを通じて、
最後まで命をかけて自分の子供に何かを教えていくんだなぁということでした。

この映画も、父親は自分の大切な家族に、
長い時間をかけてゆっくりと、
大切なものを教えていったんだと感じました。

最後は希望の光が感じられる、
とても丁寧に、愛を持って作られた素敵な映画だと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月07日 17:09

あり合わせちらし寿司

出張に出掛ける旦那様のお弁当を作りながら、
会社用のお弁当を同時進行で作っていたので、
今日は簡単な豚丼にしよう!
と思い、野菜をたくさん刻んでおいていざ豚肉を焼こうと思ったら、
買っておいたつもりのお肉がない!
そうでした会社の冷蔵庫に入れたままでした。

他にめぼしい材料はないし、もう時間もあまりない!
困った末に考えついたのは、
ちょうど味噌汁用に油抜きしておいた油揚げを使い、
ちらし寿司を作ることでした。

大事にとっておいた茹でタケノコと人参と油揚げを一緒に甘辛く煮て、
大急ぎで炒り玉子を作り、
胡瓜を刻んで塩もみし、寿司酢を作って会社へ…。
ご飯を炊いて、酢飯をつくり、具と混ぜて、
炒り玉子、きゅうり、プチトマト、おぼろ、紅ショウガ、
お土産の梅ごぼうをのせて完成!!
急いで作ったわりは美味しくできました。

よかったよかった。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月06日 17:30

新じゃがメニュー

新じゃがの季節に作りたくなるメニューが二つあります。

一つは、新じゃがと新玉ねぎとえんどう豆の塩煮。
菜種油で炒めてから少しのお水で煮て、
味付けは塩のみというシンプルな煮物。
それぞれの甘さが引き立って美味しいのですが、
えんどう豆が採れる時季限定なので、ほぼ4月だけのメニューです。

もう一つは皮付きの新じゃがの煮っころがし。
新じゃがはよく洗って皮付きのまま菜種油で炒めるかサッと揚げてから、
少しのお水と砂糖、醤油で煮るだけ。
こちらはいつもの肉じゃがより濃い目の味付けにすると美味しいです。
小さい芋が手に入ったときによくやります。

昨日スーパーで小芋を買ったので、さっそく今日のお弁当に作りました。

他のおかずは、ズッキーニの肉味噌焼き。
ズッキーニの真ん中をスプーンでくりぬいて、
挽肉(今日は鶏ひき)と、玉ねぎ、人参、ズッキーニの中身をみじん切りにして、
油で炒めてから味噌で味付けしたものをつめて、
上にチーズをのせてからオーブンで焼いたもの。
このメニュー、実は昨日のネットニュースに上がっていて参考にしました。

それと、この前ビビンパをやった時のキムチの余りがあったので、
レタス入りの豚キムチを作り、
葉っぱ物は、レタス、きゅうり、りんご、トマトのサラダでした。

みんな茶色っぽい色に偏ってしまい、見た目イマイチでした。
でも茶色のおかずは美味しいんだよね。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月05日 15:32

フレンチトースト

生活クラブの牛乳がたくさん余っていたので、
この前まではホットケーキを作っていました。

でもいい加減ホットケーキも作り飽きたので、
今日はフレンチトーストにしてみました。

牛乳に玉子とお砂糖を混ぜててフランスパンを漬け込んでおき、
フライパンにバターを熱し、
漬け汁をたっぷり吸い込んだパンをのせて両面こんがりと焼きました。

焼きたては、手作りの苺ジャムをのせていただき、
残ったフレンチトーストにはメイプルシロップをかけてタッパーに入れ、
会社に持ってきました。

そのまま冷蔵庫で冷やしておいて、
夕方小腹が空いたところで姪たちと一緒に食べたら、
冷たいフレンチトーストも中々好評でした。

ホットケーキとフレンチトースト、
どちらも美味しいけど、
手軽さから考えるとフレンチトーストに軍配が上がります。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月04日 18:06

ギュスターブ・モロー展

6月23日(日)まで汐留のパナソニック美術館で開催中の、
ギュスターブ・モロー展に、
先日の出張の折に行って来ました。
ここは初めてでしたが、それほど混雑もなく、
すんなりと入場できた上に、
作品点数はそれほど多くはないけれど、
好きな作品の目の前でゆっくりと鑑賞できてとてもよかったです。

ギュスターブ・モローは象徴主義の代表的な画家です。

象徴主義というのは、
19世紀後半にフランスやベルギー、ロシアで起きた芸術運動で、
文学では、ボードレール、マラルメ、ランボーなどが代表的な作家とされ、
概念や、意味、価値などを、それを連想させる具体的事物や、
感覚的形態によって間接的に表現する作風を指すらしいです。

また絵画の世界ではロマン主義や印象派において、
ゴシック的な要素が見られる作品を指し、
後期印象派の一つの流れとされているそうです。

本展は、サロメと宿命の女たちーというサブタイトルどおり、
サロメを中心に、
神話や聖書に登場する男性を破滅に導くファム・ファタル(宿命の女)
を描いた作品が多く展示されていました。
中でも『出現』や『一角獣』など、私でも見知っていた有名な作品が、
ほとんど目の前で独り占めに鑑賞できて大満足でした。

それにしても、悪名高いファム・ファタルを描きながら、
実生活では、それと正反対の大人しい従順な女性を愛したというところが、
なんとも複雑な人間性を表していて面白かったし、
モローが、自宅をそのままギュスターブ・モロー美術館として改装し、
国に寄託したという、内部の写真も多く展示され、
美しく機能的なこの個人美術館をいつか訪れてみたいと強く思いました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月02日 17:09

歳時記の写真

毎月更新している熟成干し芋達磨庵の歳時記のページ。
普段は文章を書いてから写真撮影をすることが多いのですが、
今月は珍しく先に写真を撮りました。

というのも配達のスタッフが、
紅花とホタルブクロの花を貰ってきてくれたからです。

歳時記の写真で苦労するのは、
きれいに咲いた季節の野花が、
ちょうどタイミングよく手に入るかどうかなので、
この機会に先に写真を撮ってしまおうと今朝大急ぎで撮影してみました。

草花だけじゃ寂しいので、
この前作った夏みかんのピールと、
これも戴いたミントの葉っぱで作ったハーブウォーターを置いてみました。

お花屋さんで買ってきたお花ではないので、
とても生命力を感じて、
けっこう気に入った写真が撮れました。

来週頑張って文章を書きます。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月01日 17:09