塩で渋抜き
昨日朝にはまだ渋が残っていた渋抜き柿。
もう一日置いて今朝また1個食べてみました。
結果、食べられないほどひどくは無いけどまだ相当渋かった!
ということで、もう一度塩水を50度くらいに温めなおして再挑戦!
シャトルシェフに入れてもう一日様子をみます。
また明日の朝一個むいて食べてみるけどどうなることやら…。
やっぱり渋柿は干し柿にするにかぎるね。
【ほし太の日向ぼっこ】
昨日朝にはまだ渋が残っていた渋抜き柿。
もう一日置いて今朝また1個食べてみました。
結果、食べられないほどひどくは無いけどまだ相当渋かった!
ということで、もう一度塩水を50度くらいに温めなおして再挑戦!
シャトルシェフに入れてもう一日様子をみます。
また明日の朝一個むいて食べてみるけどどうなることやら…。
やっぱり渋柿は干し柿にするにかぎるね。
【ほし太の日向ぼっこ】
ウジェーヌ・イヨネスコ作、西 悟志さん演出の「授業」を観劇しました。
この演劇は「不条理劇」というジャンルです。
不条理劇とは、
ストーリーが論理的に進行しない。
登場人物の会話がかみ合わない。
物語の展開が追えない。
意味不明なものが出てくる。
という演劇のことだそうで「みもふたもない物語」というのが私のイメージでした。
だからきっとこの「授業」は、見終わった後の気分はよくないんだろうなぁ。
という気持ちで鑑賞しました。
ところが、これが面白くて楽しくて、
老教授が3人いるのにもぶったまげましたが、
同じセリフを3人が繰り返し、それぞれの言い回しや雰囲気が違っていることで
多重人格者を思わせましたし、
女生徒役の布施さんはとっても可愛くて、はつらつとしていて、
途中から、力関係が逆転して、また拮抗して、と新しい布施さんの魅力がとても光っていました。
4人が絡んだ時の動きも計算されていてまるでダンスのようでした。
衣装も洒落ていました。
最後は思いもかけない展開になりましたが、
それでも見終わった後の気分はすっきりでした。
それは、原作にあるのかどうかはわかりませんが、
最後、倒れた椅子を起こしながら女生徒が叫ぶシーンで救済があったから。
そしてまた最初にもどる、みたいな無限ループのようなお芝居でした。
でもよく考えたら、普段の生活の中では不条理なほうが当たり前のような気もします。
こんな不条理劇なら何度でも観たいです。
アフタートークで、SPACの芸術総監督宮城さんが、
演出家には大まかに二通りのタイプがいるのだと仰っていました。
生々しい救済を描くのが得意な人と、
人でないもの神話的なものでの救済を描くのが得意な人とがいて、
今回の西さんは前者、宮城さんは後者なのだそう。
よくわかりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
先日の日曜日に収穫した我が家の渋柿。
先週は雨が多くて干し柿にしたくてもなかなかできませんでした。
そのうちにだんだんと熟してきてしまい、
ジュクジュクになった柿は渋が抜けて、
それはそれで甘くて美味しいけれど、
保存ができないのでやっぱり干し柿にしたい!
一度にたくさんは干せないので、
最初はすぐに熟してしまいそうなのを3個干して、
その後7個ほど皮をむいて干しました。
廊下の窓を開けておいて家の中に干し、
天気のいい午前中だけ外に出して1週間。
他にも、渋抜きの方法を調べたら、
「32%くらいの塩水につけておく」という方法がありました。
水一リットルに塩を32gほど溶かし火にかけ、
40度くらいになったら渋柿をいれて、そのままシャトルシェフで一晩置きました。
朝になったらうまく渋が抜けているはず。
一番熟したのを食べてみました。
うん、塩味がついてしょっぱいけど確かに甘い。
と思ったら遠くから渋さがやって来ました。
まだ完全に渋抜きできていないようです。
残りはもう一日置いてから食べてみることにします。
最初に干しておいた柿3個は、無事に干し柿になりました。
これこれ、やっぱり干し柿がいいな!
【ほし太の日向ぼっこ】
昨年同級生から借りた『武満 徹 音楽創造への旅』という本は、
立花隆さんが、6年間に及ぶインタビューと緻密な取材によって解き明かした、
武満徹氏の生涯と創作の過程を、
700ページに及ぶ大作として書き下ろしたものでした。
読むのにもかなり時間がかかりましたが、
今までまったく知らなかった現代音楽の巨匠を、とても身近な存在として感じることができました。
というのも、武満徹氏は自分の父親と同じ年で一人娘さんも私と同じ年。
何となく父親の人生とも重ね合わせて読んでいました。
その後、武満さんの最も親しい友人だった谷川俊太郎さんが、
武満さんと親しかった各界の著名人にインタビューしたこの本を借りました。
この本はとても面白くてすいすい読めました。
立花さんの音楽創造の旅の中で出てきたシーンをまた違う角度で聞けて、
2冊合わせて読むと、武満徹という人物がさらに立体的に魅力的に浮かび上がってきました。
今まで武満さんの音楽はあまり聞いたことが無かったのに、
とても親しみと興味がさらにわきました。
まずはとっつきやすい映画音楽から聴いてみたいな。
【ほし太の日向ぼっこ】
毎年2月に1年分のお味噌を作ります。
本当は夏に一度切り返しをするのですが、
今年のお味噌を仕込んだ時、
大豆が少し固かったので豆をつぶす時にゆで汁を足したのですが、
どうもゆで汁を入れすぎたらしく、
味噌玉ができないくらい柔らかくなってしまいました。
それが気になっていて、
真夏の暑い時季にお味噌のカメの蓋を開けることが怖くてできませんでした。
10月になりだいぶ気温が下がったので、
切り返しをしようと思いカメを開けると…。
お味噌はできていましたが、やはりかなり水分が大目の味噌でした。
これはもうタッパーに取り出して使い始めたほうがいいかも。
と全部小分けしました。
いつもの我が家の味噌より、色がだいぶ薄めでしかも柔らかですが、
味は美味しいし、すぐに解けるので使い勝手は悪くないです。
いつもは、お味噌を仕込む日に前の年のお味噌を取り出すので、
カメは洗わず、上にかぶせる晒しや重し、木の蓋もそのまま使います。
けどまだ4ヶ月もあり、何より水っぽいのが気になるのでいったん全て洗って天日に干しました。
【ほし太の日向ぼっこ】
東野圭吾さん原作、堤幸彦監督作品『人魚の眠る家』の試写会に行って来ました。
とても重いテーマでしたが、俳優陣の質の高い演技に引き込まれました。
プールの事故で脳死状態になってしまった娘をめぐり、
篠原涼子さん演じる母親、西島秀俊さん演じる父親、
またプールに付き添っていた祖母役の松坂慶子さん、
父親の経営する医療機器メーカーの研究員役坂口健太郎さん、
それぞれの立場の心の葛藤がとても丁寧に描かれます。
もし自分がこの親の立場だったら、
やはりどんなことをしても娘を生かし続けたいと思うだろうし、
脳死判定を受けて臓器提供なんてとてもできないと思います。
だからある意味、神の領域まで踏み込んでしまった母親の気持ちは痛いほどわかります。
だけど最後の最後、医師からの「瑞穂ちゃんの心臓はまだこの世界のどこかで動き続けています」
という言葉には希望を感じました。
また娘、弟、従妹、それぞれの子役の演技もとてもとても素晴らしかったです。
ラスト、絢香さんの心に沁みる声のエンディング曲が印象的でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
帰宅したら家に宅急便の不在票がありました。
最近、荷物は全部会社送りにしているので家に宅急便が届く予定はありません。
「おかしいな?」とは思いましたが、
差出人の名前が「イワタニ」となっていて、
そういえばカセットコンロを頼んだことを思い出しました。
でも確か会社宛にしたと思ったけど間違えたかな?
近くの支店に荷物を受け取りにいったら、
想像していた大きさの荷物ではなく、薄いA4サイズくらいの封筒でした。
ますます何が何だかわかりません。
とにかく中を開けると出てきたのが写真のもの。
差出人は「イワタニ首都圏株式会社」さんで一枚目の紙に、
「賞品送付のご案内」と書いてありました。
内容を読むと、自主点検サービスに関するお客様アンケートに回答して、
抽選で「選べるカタログ ごちそう紀行」が当選したということでした。
確かに8月の終わりごろガス器具の点検があり、
その際渡されたアンケートを書いて投函しました。
でも、抽選でプレゼントが当たるなんて書いてあったかなぁ。
その日は台風が接近中であいにくの雨。
それなのに担当の方は約束の時間ちょうどに来て下さり、
とてもわかりやすく説明して下さいました。
というような内容を書いて送ったことはよく覚えています。
正直な気持ちを書いただけなので、こんな幸運てあるんですね。
中身は「ごちそう紀行」とあるとおり、
おいしそうなものがたくさん!
何をお願いしようかな~。
【ほし太の日向ぼっこ】
スーパーで天然のブリの切り身が売っていたので、
そろそろブリ大根もいいなぁと思いさっそく作りました。
いつもは大根も皮つきのまま煮るのですが
久しぶりなのでちゃんと皮をむき厚めのいちょう切りにしました。
かつお節で出汁をとり、まずは出し汁で大根を20分煮ました。
そこへ熱湯をかけてから水でよく洗い一口大に切ったブリと酒、醤油、砂糖を入れ、
千切りのしょうがとともに煮ます。
と、ここで生活クラブの「さんまつみれ汁」の出汁が一袋残っていたことを思い出し、
「同じ魚料理の出汁だから合うね」とよく確認せずに鍋に入れました。
入れた途端、鍋から酸っぱい匂いとごま油の香りが立ち上り…。
今入れたばかりの袋を見たら「冷やし中華のタレ」と書かれていました。
そうでした、日曜日に義母を預かり
お昼ごはんにと汁なしタンタン麺風の冷やし中華を作ったのでした。
その時に余ったタレとさんまつみれ汁のタレを間違えて入れてしまいました。
入れてすぐだから煮汁を捨ててやり直しはできる。
と思いましたが、わざわざとった出し汁も調味料も捨ててしまうのは勿体無い!
鶏肉のお酢煮と言うのもあるのだから、ブリ大根も案外いけるかも知れない。
と思い直しそのまま続行。
醤油と砂糖を足してちょっと濃い目の味付けにしてなんとかこれならいいかなぁ、
というところで完成。
お弁当用に作っていたので、
他のメニューは、大根の皮と抜き菜をごま油で炒めて塩と醤油で味付けしご飯に混ぜた大根めし。
ハーブソルト味の粉ふき芋、もやしとピーマン、竹輪のカレー炒め、コールスローサラダでした。
一応食べる前にみんなには正直に話しました。
でもこの味もいいねと、お世辞かもしれませんが言われました。
【ほし太の日向ぼっこ】
今年の6月、隣の境界を越して茂っていた我が家の庭木を、
植木屋さんにお願いして切ってもらいました。
スモモの木も、柿の木も、乙女椿の木も、ブドウの木も、
殆ど丸坊主になったので、
今年は実がならないだろうなぁと思っていたら、
2階のベランダから見ると屋根の上に柿の実がたくさんなっています。
下からは見えなかったので気づきませんでした。
先週の日曜日、旦那様に頼んで脚立に乗って届く範囲の柿をとってもらいました。
とるまで甘い柿だとばっかり思っていたら渋柿でした。
50個ほど収穫できました。
旦那様には、干し柿にするとは言わなかったので、
紐を引っ掛けるような枝を残してとっていない柿が半分くらいありました。
これはどうやって食べたらいいんだろうかと調べたら、
やっぱり渋を抜いて食べるしかないようです。
一番手っ取り早いのは、
35度以上の焼酎をヘタにつけてビニール袋に入れ、
お風呂の浴槽に沈めておくのだそう(シャトルシェフでもいいらしい)。
いっぺんにやると食べきれないので少しづつやってみようかしら。
でよくよく探したら、隣の甘柿の木にも実がなっていました。
全部で3個でした。
これは貴重なのでまずは仏壇にあげました。
この柿はとっても美味しいので食べるのが楽しみです。
【ほし太の日向ぼっこ】
七間町にあった「このみる劇場」が、人宿町の再開発地区に移転してオープン。
「やどりぎ座」となってこけら落とし公演を行っています。
友人のGちゃんから誘われて行って来ました。
このみる劇場は古いビルの中でしたが、
今回はお洒落な新築ビルの2階です。
ガラス貼りの入り口がとっても素敵でした。
内部はバーカウンターつきの小劇場で、
それは「このみる劇場」と同じスタイルですが、
中もとってもコジャレていました。
客席に段差がない分、椅子の高さが変わっていき
後ろの方は足が着かない高い椅子でした。
演目は、劇団渡辺版『不思議の国のアリス」。
この劇場の支配人兼女優、劇団渡辺の蔭山ひさ枝さんがアリス、
同じく劇団渡辺の大石宣広さんがハートの女王役である以外は、
大まかに4つのパートで構成されていて、
県内劇団員がそれぞれのパートに出演し、
全15公演が毎回変わっていくという演劇でした。
観劇した夜は、お茶会、ウサギとカメ、ハトとヘビ、裁判でした。
他には、コーカサスレース、ハンプティ・ダンプティ、豚とコショウ、桃太郎、
金色夜叉、走れメロスというパートがあるらしい。
一体どんな演劇になるのかな?
出演者たちの息のあった掛け合いがとっても楽しかったけど、
どこまでが台詞でどこまでがアドリブだったのかしら?
こういう小劇場の演劇は、荒削りながら勢いがあってみていてワクワクします。
アマチュア劇団ながら、皆さん声がとってもよかったです。
来月はSPACで上演予定のウージェーヌ・イヨネスコ作『授業』
と同じ戯曲を使用した演劇を予定しているそうで、
SPAC版と併せて観劇しようと思い、チケットを購入しました。
楽しみです。
【ほし太の日向ぼっこ】