麦の秋
田植えの準備で自然農の田んぼに行くと、
隣にある仲間の田んぼで麦の穂が実っていました。
聞くと、昨年の稲刈りの直前に麦の種を田んぼに蒔いておくと、
ちょうど今頃実るのだそう。
毎月更新している熟成干し芋達磨庵の歳時記のページを、
今月は『麦の秋』として文章を書いたので、
写真に使うため、この麦を2本いただいて帰りました。
『麦の秋』は初夏の季語です。
田んぼにはえている、キツネのボタン、カラスノエンドウ、母子草も一緒に採って帰り、
干し芋と一緒に盛りつけました。
キツネのボタンは食べられませんが、カラスノエンドウと母子草は食べられます。
雑草と呼ぶには忍びないような可憐な花たちですが、
田んぼではもうすぐ田植えです。
この草も全部刈らなければなりません。
せめて刈ってしまう前に、
この生命力を写真に留める事ができてちょっと嬉しいです。
↓歳時記『麦の秋』のページはこちらです。
https://tatumaun.jp/meister/