ルバーブ

木版画の友人から珍しい野菜『ルバーブ』をいただきました。
とってもきれいな赤い色です。
タデ科ダイオウ属の多年草で、
日本ではショクヨウダイオウと呼ばれているそうですが、
これまではあまり食用として好まれていなかったようです。
長野の野菜直売場のようなところで買ったみたいで、
「時期はちょっと過ぎてるけど、ジャムにするのがいいよ」
と言われました。
見本に7月ころ作って冷凍しておいたという、
緑のルバーブのジャムも持ってきてくれたのですが、
野菜とは思えない酸味があって、
果物で作ったジャムのようでトロみもあり美味しかったです。
レシピも教えてもらいました。

「ちょっと家でおいてしまったのと、時期も過ぎた感じなので、
繊維がなかなか柔らかくならないから、
最初にフードカッターで細かくしてから煮るといいよ」
とも教えてもらいました。

繊維が柔らかくならないなら、力技で圧力鍋を使おうと、
ルバーブに分量の砂糖を混ぜてしばらく置き、
水分が出たところに、白ワインとレモン汁を入れて5分ほど煮てみました。
5分圧をかけてから10分ほど置き蓋を開けてみると、
まだしっかりみじん切りの状態のまま。
ジャムというより佃煮のようでした。
仕方がないのでもう一回今度は赤ワインを入れてもう5分煮てみました。
たいていの野菜はこれでかなり柔らかくなるはずですが、
やっぱりしっかり固形物が残っています。
色もこんなに変わってしまいました。
上手に作って次回の版画に持っていきたかったけれど、
味は悪くないですが、これはちょっと見せられないなぁ。

































