
熟成干し芋達磨庵のホームページで毎月更新している『干し芋歳時記』
昨日、8月の『処暑』を更新しました。
今月はお盆休みもあり構想時間はたっぷり取れたはずでしたが、
なかなかテーマが決まらず、夏休みの宿題に苦しむ小学生のように、
気づけばお尻に火が付いていました。
ページを作ってくれるシステムエンジニアが来るのは、
毎週月・火だけなので、昨日を逃すと最終週になってしまうため、
本当に昨日がぎりぎりでした。
最初は芭蕉の句
あかあかと 日はつれなくも 秋の風
を見つけて、それに関連して文章を書き始め、
「写真はとにかく家にあるもので撮るしかない」
と腹をくくったら以外とすんなりと撮影できました。
家にあったのは、芝川の姉からもらった、
葉しょうが、トマト、きゅうり、
そして生い茂ったブドウの葉とツルです。
写真に写すと、スーパーなどで買った野菜と、
畑でとれたそのままの野菜とは、
印象がまったく違います。
会社のスタッフからも涼しげなガラスの皿を借りてあって、
それに沖縄のお土産でもらったシーサーの箸置きと、
紅型の千代紙を組み合わせてみました。
そうそう、忘れちゃならないのは
6月に容器欲しさに買ったビールゼリーのジョッキです。
歳時記の写真の小道具は、普通サイズよりも小さ目がいいので、
そのゼリーを見たときにこれは使えると思い買っておいたのです。
採用された写真では、そのジョッキがよくわかりませんが、
こちらの写真はジョッキというのがよくわかると思います。
今は宿題をやり終えた小学生のように、清清しい気持ちです。
【ほし太の日向ぼっこ】